イスラエルで車が歩行者に突っ込み1人死亡、十数人がケガ パレスチナ出身の男2人逮捕
イスラエルのテルアビブ近郊で15日、車が歩行者に突っ込み、これまでに1人が死亡、十数人がケガをしました。逮捕された容疑者2人はいずれもパレスチナ自治区出身の男で、当局は「重大なテロ攻撃だ」として調べています。 現地メディアなどによりますと、テルアビブ近郊で15日、歩行者に車が突っ込み、さらに刃物で切りつけられる事件が起きました。犯行はテルアビブ近郊の複数の場所で行われ、これまでに70歳の女性1人が死亡、子どもを含む十数人がケガをしたということです。 逮捕された容疑者2人は、いずれもパレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区出身の男で、現地当局は、「重大なテロ攻撃だ」として、調べを続けています。 一方、ヨルダン川西岸地区ではイスラエル側の攻撃があり、パレスチナ人2人が死亡しました。 イスラエル側は、去年10月のイスラム組織ハマスによる襲撃以降、ガザ地区だけでなくヨルダン川西岸地区でも攻撃を強めていて、パレスチナ自治区の保健省は、これまでに351人が死亡したと発表しています。