阿部監督に“アピール失敗”…巨人、1軍でチャンスを掴めなかった選手(2)わずかな出番で“2軍降格”
プロ野球の世界では、一軍への生き残りをかけて激しい競争が繰り広げられている。ファームでは好成績を残していても、上で目立った活躍ができなければ、二軍再降格が命じられることとなる。ここでは、今季一軍での出場機会を得るも、チャンスを掴めなかった読売ジャイアンツの選手を紹介したい。(※今季成績は9月22日時点)
岡田悠希
・投打:右投左打 ・身長/体重:183cm/84kg ・生年月日:2000年1月19日 ・経歴:龍谷大平安高 - 法政大 ・ドラフト:2021年ドラフト5位 攻守に高いポテンシャルを秘め、外野のレギュラー奪取が期待されていた岡田悠希。プロ3年目の今季は、夏場に満を持して一軍昇格を果たすも、アピール失敗に終わった。 法政大から2021年ドラフト5位で読売ジャイアンツに入団。ルーキーイヤーから一軍デビューし、守備固めを中心に33試合に出場。ファームでは83試合の出場で打率.226、7本塁打、29打点と長打力を示した。 プロ2年目の昨季は、二軍で90試合に出場し、打率.281、12本塁打、42打点と前年を大きく上回る数字をマーク。 一軍では26試合の出場で打率.167と苦しんだが、プロ初本塁打を放つなど、飛躍の足掛かりを掴んだ。 ところが今季は、開幕からファームが主戦場に。7月16日に一軍へ昇格したが、出場4試合で打率.143(7打数1安打)と振るわず、再び二軍調整が命じられた。 チームの外野陣では、高卒2年目の浅野翔吾らが台頭。レギュラー争いから後れを取っている状況だ。
ベースボールチャンネル編集部