【ラジオNIKKEI賞・厩舎直送】「能力自体は足りていると思うが…」 ジュンゴールドは課題の修正がカギに
[GⅢラジオNIKKEI賞=2024年6月30日(日曜)3歳、福島競馬場・芝1800メートル] 23日の宝塚記念をブローザホーンが勝利し、今年のGⅠ4勝目を挙げたエピファネイア産駒。同産駒のジュンゴールド(牡・友道)も上半期のラスト重賞を飾るべく、同世代相手のハンデ決戦へ駒を進めてきた。 前走のGⅡスプリングSでは最下位の10着に敗れたが、大江助手は「脚を使っていないわけではなかった。馬の評価を下げるレースではない」と振り返り、悲観の表情は見せていない。 「能力自体は足りていると思うが、レースを重ねるごとにコーナーで左右にモタれる癖が出てきている。本番で出ないように、普段の攻め馬でも修正したい」と重賞初制覇へ向けて入念な調整模様を明かした。 今年の登録馬はフルゲートに満たない13頭でも、さまざまな路線から実力馬が揃った印象。初めての舞台に関しても「福島は問題ない。持っている武器は引けを取らないと思います」と同助手は好戦に期待を込めた。
東スポ競馬編集部