熾烈を極めるPO争い…先に試合を迎えた岡山がまずは勝利! 岩渕弘人&田部井涼のゴールで藤枝を振り切る
[11.3 J2第37節 岡山 2-0 藤枝 Cスタ] J2第37節が3日に行われ、この日最初に試合を迎えた5位ファジアーノ岡山は本拠地で12位藤枝MYFCを2-0で下した。ホーム最終戦を制し、3月以来の3連勝を達成。J1昇格プレーオフ進出に向け、他会場のライバルにプレッシャーをかけている。 【写真】「めっちゃTVに映ってた」「女優の井桁弘恵さんかと」名古屋の優勝を喜ぶ女性サポーターに反響 岡山は前節終了時点で4位のジェフユナイテッド千葉、6位のベガルタ仙台と勝ち点61で並び、7位のモンテディオ山形とは1ポイント差。プレーオフ圏内を守るために勝利が欲しい一戦で、FW一美和成らを中心に前半から攻勢をかけるが、スコアレスで折り返した。 ハーフタイム明けからも得点を挙げられずにいると、後半15分に藤枝FW矢村健の直接FKが左ポストを叩く。岡山はプレスを藤枝に外されてボールを運ばれるシーンが徐々に目立ってきた中、後半22分に一瞬の隙を突いて先制に成功した。 最前線のFWルカオのチェイシングからボールがこぼれ、素早く拾ったMF岩渕弘人がドリブルで一気にペナルティエリア中央へ。GK北村海チディを見ながら冷静に右足でループシュートを決め、3戦連発となる今季13点目を記録した。 後半25分には右CKからキッカーのMF神谷優太が右足でクロスを供給。敵味方の複数選手がニアになだれ込むと、その密集を越えたボールをMF田部井涼がヘディングで押し込み、今季初ゴールを奪った。 その後、岡山は相手に反撃を許さず、4試合ぶりの無失点で3連勝。一方の藤枝は3連敗を喫し、6戦勝ちなし(1分5敗)となった。