「仙台、宮城の方々の温かい支えは本当にありがたかった」

現役時代のラスト２年間は仙台でプレーした森保監督。写真：梅月智史（サッカーダイジェスト写真部）

　今年でクラブ設立30周年を迎えたベガルタ仙台。10月18日には公式YouTubeチャンネルで、日本代表を率いる森保一監督のメッセージを公開した。 【動画】日本代表を率いる“ポイチ”が古巣ベガルタに熱きメッセージ！ 「ベガルタ仙台、ファン・サポーターの皆さん、そしてベガルタ仙台に関わる全ての皆さん。このたびはベガルタ仙台クラブ設立30周年、誠におめでとうございます。日本代表監督の森保です」 　現役時代は仙台でもプレーした森保監督。当時について「素晴らしい経験ができました。仙台スタジアムでのファン・サポーターの皆さんが支えてくれる熱気は今でも忘れられません」と語る。その日々は強く印象に残っているようだ。 「オン・ザ・ピッチ、オフ・ザ・ピッチも含めて仙台、宮城の方々の温かい支えは本当にありがたかったですし、選手としても地域のために頑張ろうというモチベーションがすごく持てました。当時の皆さんの支えに心から感謝申し上げたいと思います。本当にありがとうございます」 　そして、今季はJ２を戦う古巣にエールを送る。 「今、ベガルタ仙台はJ２からJ１への昇格を争っている最中だと思います。森山監督以下、J１に向けてクラブのファン・サポーター、そして地域が一体となって戦っていただき、J１昇格に向けて頑張ってもらいたいと思います。森山さん――ゴリさんをみんなで支えてください。私も陰ながら応援させていただきます」 　19日に行なわれたJ２第35節では、20戦負けなしで首位に立つ横浜FCとホームで対戦し、３－０の完勝。暫定５位に浮上した。プレーオフ進出に向け、“森山ベガルタ”が力強く前進している。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部