【RIZIN】1年ぶりケラモフはUFC王者マカチェフとの練習で助言得て摩嶋一整戦へ強化
「RIZINランドマーク10・名古屋大会」(17日、ポートメッセなごや/ABEMA PPVなどで全試合生中継)の出場選手インタビューが15日、名古屋市内で行われ、メインイベントで摩嶋一整とフェザー級MMAで戦うヴガール・ケラモフ(32=アゼルバイジャン)も出席した。 ケラモフが試合を行うのは昨年11月「RIZINランドマーク7・アゼルバイジャン大会」で鈴木千裕の下からのキック、パンチによってKO負けしてRIZINフェザー級王座から陥落して以来。今年に入ってからは、他の選手とともに暴力行為で警察当局に拘束されるなどしていたため、約1年リングから離れることとなっていた。ただ拘束されていた際にも、仲間の選手とともに拘置所内の部屋で組み合う練習などは行っていたという。 ケラモフは今回の試合に臨むにあたり、ロシア・ダゲスタン共和国でUFCライト級王者イスラム・マカチェフとも合同練習を敢行。「マカチェフとはスパーリングもしたよ。彼はライト級でNO・1の選手だし、自分の弱点についての助言ももらえて、とても有意義なトレーニングだった。マカチェフは自分より階級が上なので、スピードでは私の方が素早く動けた。打ち合ったり、グラウンドでも戦って、大変ためになる練習だった」と振り返った。 摩嶋戦へ向けては「摩嶋の試合は以前のものから現在まで、ずいぶん見て研究してきた。スタンドでもグラウンドでも自分の方が勝っていると思う」と勝利へ自信をのぞかせていた。