片づかない家ほどギッシリ…それが空き箱!<箱をやたらと取っておかない姿勢>が身に付くかどうかで、その家の運命は決まる
◆最近よく聞く「箱付きの方が高く売れる」について つづいて、箱そのものの扱いについて考えてみます 空箱はすべて捨てればいいか、と言えばもちろん一概にそうとは思いません。 特に家電などを買った際などは、返品することも考えて、保管する必要に迫られるケースもあるはず。その場合は、「1ヶ月」「3ヵ月」など、保管期間を各家庭で決めておくといいでしょう。そして決めた期間を過ぎたら処分する。 一方、空箱保管派の人からは、最近では「売るということになった際、なるべく高く売りたいから」という理由をよく聞くようになりました。リサイクルショップやフリマアプリなどが人気を博すようになってよりその傾向が強まっているのかもしれません。 でも、いつ来るか分からない、来ないかもしれないその時のために、窮屈な暮らしを迫られるのも…おかしな話ではありませんか? そもそも何年も経った後でも、本当に箱付きの方が高く売れるのでしょうか。 そのあたりの事情を冷静に考え、やたらと保管するのではなく、「箱があれば高く売れそうなものだけ」と決めて、残すようにしてはいかがでしょうか。
◆季節のものはどうするか 盲点は季節モノのアイテムの箱。 使わない間、箱に入れておいたほうが便利と思うものもあるとは思いますが、箱から出して保管したほうが使い勝手が良い、ということもあります。 たとえばクリスマスツリー。わが家では、箱は捨てています。その分、大きめの袋に入れ替え、小物はジップ袋に入れ替えています。箱がないだけでずいぶんと省スペースになりました。 あとは扇風機。意外と箱の中へコンパクトに収まりますが、それでもシーズンが来たとき、箱から出し入れする面倒さはどうしても生じます。しまう時も同様。 なので、我が家で保管しておくときは、組み立てたまま、不織布の扇風機カバーを掛けて保管しています。やや場所はとりますが出し入れはグッとラクになります。
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