土屋アンナ「母の事務所で新たなスタート。私生活では子ども4人、猫6匹に囲まれて。性格が違う家族3世代で助け合い」
◆来年40歳。新たなスタートを切る年に 20年以上の芸能生活のなかで、正直もうやめたいなと思ったこともありました。でも、やめられないんですよね。「この仕事をやめたら何ができるのか?」と考えてみても何も浮かばないし、私を観に来て応援してくれる人たちの前に立つことで、元気をもらっている人間ですから。生きがいって、こういうことを言うんだろうなと思います。 この仕事をしていて、大変だと感じるのは人の視線でしょうか。子どもを連れて出かけた先で、視線が気になって居心地の悪さを味わったり……。オープンにやっていこうと割り切っていても、あれこれ言う声が耳に入ってしまう職業ですからね。ストレスがないと言ったら嘘になりますが、それでも人前で歌ったり、お芝居したりする楽しさには代えられない。職業上、ある程度の代償は払うものと割り切るようにしています。 「もういらない」と言われたら、そのときは潔く仕事をやめます。けれど、それまでは頑張って続けたい。こんな小さな人間の何かを欲しがってくれる人がいる限り、全力で臨むつもりです。そして誰からも求められなくなったら、海に出て漁をやって自給自足します。(笑) 来年3月に40歳になります。新たなスタートということで、ここまで支えてくれた人たちに感謝しながらやりたいことをやる1年にしますので、2024年も引き続き応援していただけたら嬉しいです。 (構成=上田恵子、撮影=本社◎奥西義和)
土屋アンナ
【関連記事】
- 大神いずみ「最近、打席に立つ長男の顔が夫・元木大介と一緒に…。背番号をもらえずに引退するが、甲子園を目指し、最後まで仲間のサポートに徹する」【2023年間BEST10】
- イモトアヤコ「初めての子育ては『イッテQ!』の世界の登山以上に辛かった!産休で視聴者になって初めて〈いい番組だな〉と実感できた」
- 伊達公子「51歳で再婚、最初半年は私の片思いだった。年上、結婚経験がある…求めていた条件4つにピッタリの人」【2023年間BEST10】
- とよた真帆「夫・青山真治との早すぎる別れ。漠然とした予感はあったが、相手を変えることはできなかった」【2023年間BEST10】
- すみれ「産後うつの最中に聞いた母・松原千明の死を乗り越えて。夢を追いかけることが、天国の母への親孝行」