新幹線が通過するのに、駅がない都道府県はどこ? 200人に取ったアンケート結果に納得
私達の移動を便利にしてくれる新幹線。新幹線の駅がない都道府県は多くありますが、新幹線が通過するのに駅がない都道府県があるのをご存知でしょうか。 【写真3枚】新幹線が通過するのに駅がないことが分かる「路線図」を見る 今回、アンケートを取ったところ、日本人の4割超が知っているという事実が判明しました。 記事後半では、該当する県の観光情報や観光消費額などを紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
新幹線が通過するのに、駅がない都道府県をアンケート
LIMO編集部が全国の10代~60代の男女200名を対象に、「茨城県」「千葉県」「栃木県」「岩手県」の4択のうち、「新幹線が通過するのに、駅がない都道府県はどこでしょうか」というアンケートを取ったところ、全体の44%が茨城県と回答。 次に多かったのが、千葉県の28%。そして栃木県の20%、8%の岩手県という順番になりました。 現在、新幹線の駅がない都道府県は15県ありますが、新幹線が通過するのに、駅がない県は1つだけ。いったいどの県なのでしょうか…。
新幹線が通過するのに、駅がない意外な県
新幹線が通過するのに、新幹線の駅がないのは茨城県です。 新幹線が通過するのは、東北新幹線の大宮駅~小山駅間で、茨城県の県西地域の古河市や五霞町を通過しているのです。 東北新幹線の路線図を確認してみると、わずかに茨城県をかすめていることがわかります。古河市には、JR東日本東北本線の古河駅があるのですが、新幹線の停車駅はありません。 なので東北新幹線を利用しても、「気が付かず茨城県を通過してしまった」という人も多いのではないでしょうか。
自然を感じられる観光スポットが数多く存在する茨城県
茨城県は全国で24番目の面積(約6097平方キロメートル)を誇る県で、人口は約282万人。JR常磐線やつくばエクスプレスなどを利用すれば、東京へのアクセスの良い地域もあります。 ネモフィラで有名な国営ひたち海浜公園や、冬季に氷爆現象が発生する袋田の滝、日本で2番目に大きい湖である霞ヶ浦など、自然を感じられる観光スポットが多いのが特徴です。 2022年の入込客数(延べ人数)は約4963万人(対前年比125%)、観光消費額は2958億円(同129%)となっています。 いかがでしょうか。今回は新幹線が通過するのに、駅がない県を紹介しました。 ●調査概要 ・調査日:2024年5月1日 ・調査人数:200人(全国の10~60代)
参考資料
・茨城県「茨城県の人口と世帯(推計)-令和5年4月1日現在」 ・JR東日本「東北新幹線」 ・観光いばらき「2022年(令和4年)観光客動態調査の結果及び2023年(令和5年)公設海水浴場入込客数について」 ・茨城県「茨城県の概要」 ・クロス・マーケティング QiQUMO
小野田 裕太