【ロッテ】ソフトバンクに打ち崩される…小島が今宮&廣瀨にソロ弾浴びるなど4回7失点 岡が走者一掃タイムリー含む4打点も
■プロ野球 ソフトバンク 9-4 ロッテ(21日・北九州市民球場) ロッテはソフトバンクに前半リードを奪われるとそのまま勝ち越すことができず。カード初戦は黒星となった。試合は先発・小島和哉(27)が1回裏、2番・今宮健太(32)に第3号ソロ本塁打を浴びるなど打ち込まれ4失点。2回表には2死満塁から1番・岡大海(32)に走者一掃の適時二塁打が飛び出し1点差とするも4回裏、8番・廣瀨隆太(23)に第2号ソロ本塁打を浴びるなど3点を失い再び突き放された。8回裏には5番手・坂本光士郎(29)が2失点。9回表に岡の適時打で1点を返すも及ばず。 打線は1回、ソフトバンクの先発・スチュワート・ジュニア(24)に対し、先頭の岡が中安打で出塁。2番・藤岡裕大(30)が空振り三振、続く3番・ポランコ(32)も空振り三振に倒れるも一塁走者の岡が盗塁を決め2死二塁と先制の好機を迎えた。しかし4番・ソト(35)は中飛に打ち取られ無得点に。 その裏、小島の立ち上がりは先頭の周東佑京(28)に左安打で出塁を許すも2番・今宮の打席、周東の盗塁を捕手・佐藤都志也(26)が阻止し1死走者無しとした。しかし今宮にカウント2ー2から投じた6球目をレフトスタンドへ運ぶ本塁打にされ先制を許すと3番・栗原陵矢(27)に右安打を放たれ再び走者を背負った。4番・山川穂高(32)を中飛に打ち取るも5番・近藤健介(30)の右安打で2死一、三塁に。すると6番・正木智也(24)、7番・甲斐拓也(31)に連続適時打を浴びこの回4点を失った。 直後の2回表、2死から7番・髙部瑛斗(26)が四球で出塁。8番・上田希由翔(22)が中安打で繋ぐと9番・友杉篤輝(23)も四球を選択し満塁の好機に。迎えた1番・岡にライトへの走者一掃適時二塁打が飛び出し一挙3得点。一振りで1点差まで詰め寄った。 しかし4回裏、この回の先頭・廣瀨に3球目をライトスタンドへ。ソロ本塁打を放たれ2点差に突き放された。さらに9番・佐藤直樹(25)、1番・周東に連続安打を許すと1死二、三塁から3番・栗原の一ゴロをソトがフィルダースチョイス。6ー3とリードを広げられた。ソフトバンク打線は勢い止まらず4番・山川にもレフトへの適時打が飛び出し7ー3。 小島は4回12安打7失点を喫し降板。5回裏は2番手・東妻勇輔(28)が無失点に。6回裏は3番手・横山陸人(22)が登板し1番・周東から始まる打線を無失点に抑えた。 しかし8回裏、5番手・坂本がマウンドに上がるも1番・周東に左安打、2番・今宮に四球を与えると無死一、二塁に。3番・栗原にレフトへの適時打を浴び8ー3。さらに1死一、二塁から5番・近藤のセンターへの適時打で9ー3と大きく突き放された。 打線はソフトバンクの投手陣の前に得点の本塁を踏むことができず。9回は5番手・杉山一樹(26)の前に2死二塁から1番・岡がセンターへの適時打を放ち1点を返すも反撃及ばず。ソフトバンクとのカード初戦に敗れた。