がん闘病中の高須院長 小倉智昭さんを追悼「もう一人の僕です。そっくりでした。気が合いました」
「高須クリニック」高須克弥院長(79)が10日、自身のSNSを更新し、9日に77歳で死去したキャスターの小倉智昭(おぐら・ともあき)さんを追悼した。 【写真あり】10月に集まったばかり…古市憲寿氏や伊藤利尋アナらと自宅で笑顔の小倉さん 14年の尿管がん公表から、幾度となくがん再発を繰り返し、闘病に励んでいる高須院長。「小倉智昭さんはもう一人の僕です」し、「そっくりでした。気が合いました。南無阿弥陀仏」と悼んだ。 小倉さんは2016年に膀胱(ぼうこう)がんを公表し、肺にも転移するなど長く闘病生活を続けてきた。 晩年はがん闘病が続いた。16年5月に膀胱がんを公表。同月に内視鏡手術でがんを切除したが、全摘はしなかった。病状は進み、18年夏、生放送直前に膀胱から大量出血。同年秋に全摘手術を受けた。その後、21年秋に肺転移が見つかり、23年には腎盂(じんう)がんと診断され、左の腎臓の全摘手術を受けた。 闘病経験を伝えることも続けた。膀胱の全摘手術後、当時一般に浸透していなかった人工膀胱の知識を実体験とともに発信。尿漏れパッドが欠かせなくなり、使い終わったパッドの取り扱いに困ったため「男性トイレにもサニタリーボックス(汚物入れ)の設置を」と訴え、大きな反響があった。