1ドル160円でも「ハワイ旅行」に行きたい! 家族4人で4泊するといくらかかる?「費用・節約方法」とあわせて紹介
2024年4月29日、一時1ドルが160円になりました。その後はやや円高になっているものの、基本的には円安傾向が続いています。 では、1ドル160円でハワイに家族旅行(夫婦と子ども2人で4泊)すると、だいたいいくらかかるのでしょうか? ドル・円で比較し、節約方法も併せて紹介します。 ▼定年退職時に、「1000万円」以上の貯蓄がある割合は日本でどれくらい?
家族4人で4泊6日のハワイ旅行はいくらくらい?
家族4人で4泊6日のハワイ旅行の総額費用は90万円前後です。 【項目ごとにかかる1人あたりの費用目安(4人あたり)】 ・ESTA代 21ドル(84ドル:約1万3440円※1) ・航空券 10万円~(40万円) ・ホテル代 1室3万5000円×4泊(14万円※2) ・食事代 1万円~×6日(24万円) ・交通費 3000円~×4日(2万4000円:大人2名で6000円) ・WI-FI代 1000円~×6日(6000円) ・海外保険 500円~×6日(1万2000円) ・お土産 0円~無制限 ・予備費 5万円 ※1 1ドル=160円で計算。 ※2 ゴールデンウィークや年末年始などを避けたローシーズンの費用目安で計算 4泊6日のハワイ旅行にかかる費用の合計額は88万5440円となりました。 ◆ドル・円の比較はコロナ前から約40%以上も円安に かつてコロナ・ショックが起きる前の2020年2月20日頃のドル・円相場は、1ドルあたり112.09円程度でしたが、2024年4月29日に一時1ドルあたり160円をつけ、この約4年間で約40%以上も円安となっています。 つまり、コロナ・ショック前と比べても、為替(円安)で約4割以上も高くなっているといえます。 このドル高・円安の水準は、1990年ごろのじつに約34年ぶりとなる急激な円安の進行で、円の価値が下落することによって私たちの普段の生活や海外旅行にも大きな影響をもたらしているのです。
海外旅行の節約にはクレカの付帯サービスを活用しよう
海外旅行では、クレジットカードの付帯サービスや特典などを上手に活用することで、大きな節約につながります。 ◆休憩は無料ラウンジを利用する 休憩をする際には、クレジットカードの無料ラウンジを活用しましょう。 例えば、今回の旅行先であるハワイ(ワイキキ)には、楽天カードのクレジットカード会員であれば本人と同伴者5名まで無料で利用できるラウンジが設置されています。ラウンジで受けられる主なサービスは、次のとおりです。 ・ソフトドリンク無料 ・手荷物一時預かり ・日本語の新聞・雑誌 ・無料WI-FI ・ベビーカーのレンタル こういったサービスが受けられる上にゆっくりくつろげ、カフェ代などを節約できるかもしれません。なお、クレジットカード付帯サービスで利用できるラウンジは、日本語スタッフの対応も受けられますので、海外旅行に不安がある人にとっても安心でしょう。 ◆海外旅行保険付帯サービスを活用する ご存じの人も多いかと思いますが、クレジットカードによっては海外旅行保険が付帯されているものがあります。 海外旅行保険のサービスは、大きく「自動付帯」と「利用付帯」の2つです。「自動付帯」とは、旅先でクレジットカードを持っていくだけで保障され、一方の「利用付帯」は、1度でもカードを使うことで旅行中に保障の対象となります。 カードによっても保障額や保障範囲などは異なりますが、一般的に3ヶ月以内の旅行であればクレジットカードの海外旅行保険でも十分ですので、海外保険代を節約できるでしょう。 ◆マイルを貯めて飛行機代に充当する クレジットカードは日常生活のなかでポイントが貯まりますので、マイルを貯めて飛行機代に充当できれば、飛行機代を大幅に節約できます。普段からマイルが貯まりやすいカードを1枚持っておくことで、日々のモチベーションにもなりおすすめです。
まとめ
あくまでも今回の費用は目安であり、個人手配か旅行会社で行くのか、あるいは子どもの年齢や旅の目的などによっても最終金額は大きく異なります。 今回紹介したクレジットカードの節約方法などを上手に活用しながら、少しでもお得に海外旅行を楽しんでください。 執筆者:鳥谷威 1級ファイナンシャル・プランニング技能士
ファイナンシャルフィールド編集部