【プレミア12】先発才木浩人は6回途中無失点で降板「結果的にゼロで終われて良かった」
<ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12:侍ジャパン-台湾>◇16日◇台北ドーム 侍ジャパン先発の才木浩人投手(26)が、6回途中3安打2四球無失点で降板した。 阪神でともに戦う森下の犠飛でいきなり先制し援護をもらった初回から直球はこの日最速154キロを計測した。初回と2回に安打で出塁は許すも4回まで無四死球。6回2死まで二塁も踏ませない投球だった。 6回は2回以来3本目の安打を浴びるなど2死一、二塁とはじめて得点圏に走者を進められ1発同点の場面で降板。2番手の鈴木昭汰投手(26)が後続を遊ゴロで打ち取り無失点で切り抜けた。 才木は高めの直球も有効的に用いて、計8得点で2連勝中の台湾打線を封じた。4回に2者連続三振を奪うなど5奪三振だった。 今季防御率1・83で13勝を挙げ初の侍ジャパン入りを果たした右腕。台湾開催で相手応援が響き渡る中、マウンドに上がった。前日に「あまり気にせずどんどんいけばいいかな」と語った通りに完全アウェーでも実力を発揮した。 才木は「野手が先制してくれて楽な気持ちで投げることができました。台湾の応援がすごく、最後は少し力んでしまいましたが、結果的にゼロで終われて良かったです」とコメントした。