【新馬戦】トリプルコーク 追うごとに良化 黒岩師「奥手のタイプだけど現状でも力は出せる」
「新馬戦」(14日、中山) 土曜中山5R(芝2000メートル)にルメールで出走予定のトリプルコーク(牡2歳、父キタサンブラック、美浦・黒岩)は、母トゥーピーが05年仏1000ギニーの2着馬で、半兄に重賞馬サトノラーゼンとサトノクロニクルがおり、奥の深い血統だ。管理する黒岩師は「楽しみですよ」と期待を寄せる。 4日の1週前追い切りは3歳馬と併せて2馬身半先着。6F82秒4-37秒2-11秒3の時計を記録し、最後に軽く仕掛けて鋭い反応を見せた。追うごとに動きは良化している。師は「奥手のタイプだけど、現状でも力は出せると思います」と感触を伝える。中山芝2000メートル戦の条件には、「いいバネがあるし、距離は中距離くらいがいいと思います」とストロングポイントを挙げ、舞台設定を歓迎した。