自信がない人へ贈る…「驚きの」アドバイス。「料理」と「演劇」を上達させる共通点とは
自分を支える「地図」
ミュージシャンや小説家になりたいと思っても、何もしなければ自信は生まれません。でも、自分の興味のあるジャンルをずっと聴いたり読んだりし続ければ、だんだんと「地図」ができあがってきます。 すぐにはできませんよ。でも、ずっといろんな曲を聴き続け(小説を読み続け)ていけば、「あ、この曲(小説)はわりと面白い曲(小説)の中央広場に近い」「この曲(小説)は、街じゃなくて、外れの森の中」なんて分かるようになります。 そうすると、やがて、自分の歌や書いたものは、その地図のどこらへんに位置するかも分かってくるのです。 そうして、君は自信を支える「相対的な保証」を手に入れるのです。 『4割もの日本の若者は「自分には長所なんかない」と思っている…!「生きていく資格なんかない」と嘆く若者に知ってほしい「自己肯定感の育て方」』へ続く
鴻上 尚史(・作家・演出家)
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