ソフトバンク板東湧梧「良くはないけど」6回⅓3失点 開幕ローテ争い「自分の状態を上げることが全て」
◆交流戦・ソフトバンク4軍15―3火の国サラマンダーズ(20日、タマスタ筑後) 開幕ローテーションを争うソフトバンクの板東湧梧投手(28)が先発し、6回⅓、5安打3失点(自責点2)だった。「良くはないけど、自分の現状で、できることをやろうという中でこういう結果だった」と振り返った。 ■古巣対戦で上林が魅せた【動画】 両サイドの真っすぐに強さを出すことをテーマにマウンドに立った。初回は三者凡退。2回から5回までは安打で走者を出したが、要所を押さえた。6回は四球で1死一塁から、二塁打と安打を許して2点を失い、7回は三塁打と失策で失点し、85球で降板した。 4回無失点だった12日の巨人とのオープン戦(鹿児島・平和リース)と比較すると「1イニング目は今日よりは出ていたけど、2イニング以降は同じくらい」とし「(出力が)出ていなかった」と語った。 その一方で収穫もある。「投げていなかったスライダーを何球か投げたし、カットボールは良かった」と口にした。 開幕ローテ入りに向けて「もちろん取れたら最高と思っているけど、自分が判断することではない。自分の状態を上げることが全てと思うので、一歩ずつ上げていくだけ」と前を向いた。 (浜口妙華)
西日本新聞社