「笑っていいとも!」以前からあった番組終了の予兆
視聴率は低迷 打ち切りの噂は絶えず
だがその一方で視聴率は低迷。かつては20%を超えた平均視聴率も2011年は7.3%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)、翌2012年は6.5%と、ここ2~3年は低迷が続いており、最近は週刊誌や夕刊紙などで番組の打ち切りが話題にされることも多かった。 テレビ誌編集者は語る。 「(打ち切りの理由は)視聴率の低迷やタモリさんをはじめとする大物レギュラー陣の高額ギャラが理由として挙げられることが多かったですね。フジテレビは最近、何かと苦戦続きで経営状態はけっして芳しくないですし。今年7月にはタモリさんがあるコーナーの途中から姿を消したとして、新たに加わった番組スタッフとの軋轢が報じられたこともありました。最近は名物コーナーの『テレフォンショッキング』の“お友達紹介”の形式が廃止されるなど、番組演出も変わってきていましたからね」
後継司会者はSMAP中居正広が浮上
また、タモリの年齢も番組の打ち切り報道に拍車をかけていたという。 「タモリさんがまもなく古希を迎えるということもあり、後継司会者として中居さんの名前が浮上したり、番組時代のリニューアルが取り沙汰されたりもしていました。昨年の『FNS27時間テレビ』でタモリさんが司会を務めた際には、『“いいとも”打ち切りの布石として最後の花道を飾らせたんじゃないか?』なんてウワサも流れました」(同テレビ誌編集者) 奇しくもタモリは番組打ち切り発表時に、「30歳から…」と年齢の話題を繰り返し口にしていたが…。同番組は来年3月まで放送されるが、今後のタモリの発言に要注目だ。 (文責/JAPAN芸能カルチャー研究所)