セブン-イレブン、スタバでも…最近やたらバナナを使った商品を見かけるワケを調べてみた
今年から新たにスタバも参加
今年は新たに「スターバックス コーヒー ジャパン」も同プロジェクトに参加。店舗では「もったいないバナナ」を使用した「バナナ ブリュレ フラペチーノ(R)」が販売中ですが、同プロジェクトを主導する成瀬晶子さんは「スターバックスとの取り組みで一般の消費者の方にも多く認知されるきっかけになったと感じています」と手応えを明かしました。
バナナだけではなく、他のフルーツにも拡大中
「バナナは春や秋口に需要が高まるというのはあるのですが、特に『この時期が旬です』ということはありません。今回、こうして注目されているのは、セブン-イレブンやスターバックスなど、発信力のある企業との取り組みも大きいと思います」(同社広報・中島小織さん) 今月18日からはプロントコーポ レーションが展開するカフェ「È PRONTO」 で「もったいないバナナ」を使用したパンケーキの販売を予定するなど、「もったいないバナナ」の輪はますます広がりそうです。 今後の展望について聞くと、「この取り組みは『もったいないフルーツ』プロジェクトとして、パイナップルなどバナナ以外のフルーツにも広がっています。今後も引き続き取り組んで、フルーツロスゼロを目指したい」と成瀬さん。中島さんも「フードロスの問題に多くの人が興味を持ってくれたら嬉しい」と話しました。 ちなみに、SNSでつぶやかれていた「フィリピンのほうで台風があり、傷ものバナナが大量に発生して日本が安くバナナを仕入れてバナナを使った商品が出回っている」という件については、「弊社で取り扱っているバナナに関しては、台風とは関係ございません」とのことです。 G60編集部