参院選へ向け「総力を結集して」自民党熊本県連選対本部が発足 「連合熊本も旗開き」野党候補者の姿は?
熊本放送
2025年夏に行われる参議院議員選挙に向けて、自民党熊本県連は選挙対策本部の発足式を開きました。 【写真を見る】参院選へ向け「総力を結集して」自民党熊本県連選対本部が発足 「連合熊本も旗開き」野党候補者の姿は? ■現職の馬場氏が意気込み 発足式では、出席した約70人を前に自民党の公認候補として3期目の当選を目指す現職の馬場成志(ばば せいし)氏が意気込みを語りました。 自民党・現職 馬場成志氏「気を引き締めてこれから熊本県民のみなさま1人1人に対して、7月に向けて戦いを進めていきたい」 自民党は去年の衆院選で、熊本では議席を確保したものの全国的には大きく議席を減らしていて、石破茂総理は2025年を勝負の1年と位置づけています。 石破茂総理「12年に1回、都議選と参議院選挙が同じ年に行われる。よりよい日本を作るために自由民主党総力を結集して参りたい」 自民党県連の前川收(まえかわ おさむ)会長は「どういう状況であろうとも、私たちは勝ち抜くための努力をしていかなければならない」と出席者を鼓舞しました。 ■野党の候補者は? 一方で、熊本市のホテルでは熊本県内の労働組合などで作る連合熊本の旗開きが先ほど始まりました。※8日午後6時20分頃 (中継)会場となっているホテルには約200人が集まっています。現在、熊本市の大西一史市長があいさつをしています。 2024年の衆院選で立憲民主党から出馬した2人の候補を推薦した連合熊本、年始に開くこの会には例年、国政選挙の立候補予定者が出席し、選挙に向けた機運を高める場にもなっています。 しかし、今年の夏の参院選については野党の立候補予定者の人選が難航し、きょう(1月8日)は立候補予定者の出席はありません。 立憲民主党熊本県連の鎌田聡代表は「野党が候補者を一本化して、与党と戦える構図にすることが重要」としました。 また、会の直前に取材に応じた友田孝行会長は、2024年の総選挙で自民党が少数与党になったことで野党の主張なども取り入れられる場面もあったとし、各党と連携し候補者決めを進めていくとしました。
友田孝行会長「この状況を7月の参院選選挙につなげていかなければならない。我々は4者協議(立憲・国民・社民・連合)で国政選挙を取り組んでいるので、そういったなかで年明け(候補者の)選定作業を加速させていきたいと思います」 また、国民民主党県連の島津哲也幹事長は「候補者については選定を続けている」としています。 今後、候補者についてそれぞれの野党はどのような連携を見せるのか?水面下での動きが続いています。
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