【陸上】高校生2人が新人賞 久保凛「日の丸を背負えるように」 落合晃「メダルを目指す」 800mで共に日本記録樹立
◇陸上・アスレティックス・アワード2024(19日、都内) 男女の800メートルで日本新記録を樹立した久保凛選手と落合晃選手が新人賞を受賞しました。 【画像】5月の静岡国際にて快記録を出した落合選手と久保選手 久保選手は初出場だった6月の日本選手権を制すると、7月に奈良で行われた記録会で1分59秒93の日本新記録を樹立。従来の記録を19年ぶりに更新し、日本の女子選手で初めて2分の壁を破りました。さらに、8月のU20世界選手権でも6位入賞を果たしました。 「シニアや世界の舞台でたくさんの事を経験できました。7月には日本記録を更新して、より成長を実感できました」と大活躍のシーズンを振り返った久保選手。 来年には東京で世界陸上競技選手権大会が行われ、「日の丸を背負って戦えるように」と、更なる精進を誓いました。 落合選手はシニアの大会に本格参戦した今シーズン、5月に行われた静岡国際で従来の高校記録を0.05秒更新する1分46秒54をマークすると、6月の日本選手権で高校生ながら日本一に輝きます。 さらに、7月のインターハイでは従来の記録を約1秒も更新する1分44秒80の日本新記録で連覇を達成。8月にはU20世界選手権で銅メダルを獲得しました。 「たくさんの方の応援やサポート、支えがあってこその賞だと思っているので、感謝の気持ちでいっぱいです」と受賞の喜びを語った落合選手。「(世界陸上競技選手権大会は)入賞・メダルを目指して頑張っていきたいです」と力強く語りました。
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