最高額の日本人は誰だ!? 市場価値ランキング8位。3月更新で減少…。日本のエースナンバー
今や1000万ユーロ(約14億円)を超える市場価値を有する日本人サッカー選手も多く見られるようになった。彼らの中で最も市場価値が高いのは誰なのか。今回はデータサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに市場価値ランキングを紹介する。※市場価値は3月31日時点。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
8位:堂安律 生年月日:1998年6月16日 市場価値:1500万ユーロ(約21億円) 所属クラブ:フライブルク(ドイツ) 23/24リーグ戦成績:23試合4得点2アシスト 日本代表の背番号10を託されている堂安律が8位にランクインした。現在日本代表で攻撃の中心となっている堂安は、2022年夏にブンデスリーガのフライブルクへ加入して評価を大きく高めた。 移籍後の堂安は右サイドの定位置をすぐさま掴んだ。2022/23シーズンをリーグ戦33試合出場5ゴール6アシストでフィニッシュし、チームの主力としてクラブのUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得に大きく貢献した。また、FIFAワールドカップカタール2022での活躍もあって、フライブルク加入時800万ユーロ(約11億2000万円)であった市場価値はシーズン終了後に自己最高額となる1800万ユーロ(約25億2000万円)まで増額している。 フィジカルに優れ、ボールキープ力が高い堂安は右サイドで攻撃の起点となることができ、守備面での貢献も大きい。クリスティアン・シュトライヒ監督からの信頼も厚く、今季もAFCアジアカップによる離脱期間を除く公式戦全試合に出場している。同大会以前は16試合出場1得点1アシストと昨季より得点関与が少ないこともあってか、3月の更新で1500万ユーロ(約21億円)の減額となったが、日本代表活動からの復帰後は3得点1アシストとより得点に絡むことができるようになった。堂安の年齢とポテンシャルを考えると市場価値を再び上昇に転じさせることもできるだろう。
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