昔はハリー・ケインとも比較されていたのに…… お騒がせなFWは30歳を迎えた現在キプロスにいた
WBAからの退団劇には後悔がある様子
世代別イングランド代表でプレイしていた頃は、現イングランド代表のスーパーエースであるバイエルンFWハリー・ケインに並ぶほど期待値の高いストライカーだった。 しかし30歳を迎えた今、すっかり忘れられた存在となってしまったのがFWサイド・ベラヒーノだ。 2013年よりイングランドのWBAで活躍したベラヒーノには、多くのクラブが関心を示した。トッテナムもその1つだったが、WBA側はオファーに応じなかった。これでベラヒーノとクラブの関係はこじれにこじれてしまい、ベラヒーノの調子も低迷。2017年にはストーク・シティへ移籍することになったが、以降のキャリアは下り坂だ。 2019年にはベルギーのズルテ・ワレヘム、翌年にはベルギーのシャルルロワ、2021年にはイングランド下位リーグのシェフィールド・ウェンズデー、そして2022年からはキプロスのAELリマソールに在籍している。イングランド世代別代表でもゴールを量産していたベラヒーノがキプロスにいることに驚いた人もいるかもしれない。 そんなベラヒーノは、今になってWBAとの別れ方に後悔があるようだ。サポーターから今の給与より50%カットでもWBAでプレイしたいかとの問いを受け、ベラヒーノはSNS上で「50%でも多すぎる。バギーズ(WBA)でならフリーでプレイできる」と回答している。 現在はブルンジ代表でもプレイするベラヒーノだが、そのキャリアは若い頃に思い描いていたものとは大きく異なるものになっている。
構成/ザ・ワールド編集部