「年末大掃除の強い味方」油だらけのコンロ、水まわり…気になるあの汚れは本当に落ちるのか?“最新クリーナーの実力”を自宅て試してみた【家庭のお掃除大作戦3番勝負】
勝負2 シンクもコーティングの時代がやってきた!【ウルトラオレンジクリーナー ウルトラハードコーティング キッチンシンク水まわり用】
クルマ好きの方ならコーティングというのはお馴染みだろう。被膜を作ってガッチリと守ることで汚れなどをつきにくくしたりする効果がある。ちなみにリンレイはクルマ用のケミカルでも定評のあるメーカーだ。そのようなリンレイが放ったのが、水まわりのコーティング。あるようでなかっただけに、その効果には興味津々だ。 まずはベース作りとしてウルトラオレンジクリーナーで汚れ落とし。こちらはウルトラハードシリーズではないものの、「オレンジからの天然由来成分98%」と「プロ推奨の圧倒的な洗浄力」を両立したとのことで、水まわりだけに安全・安心が気になるという家人のリクエストで使用してみた。使ってみた感想はよく落ちるということ。全体的にはくすんだ感じで、細かい部分は水アカや食べ物カスが溜まっていてパリッとした見た目でなかったのが、くっきりとした印象が戻ってきた。 そして真打ち、コーティングの登場だ。と言っても水分を取り除いたあとに、30cm四方に4回を目安にしてスプレーしたら再度拭き上げるだけ。あっという間に完了で、手間も特別なことは一切なし。肝心の水弾きはというとバリバリの水玉撥水というよりも、大きく弾いて滑り落ちていく感じ。つまり滑水効果が高い感じで、台所という場所を考えると水玉よりも印象がいいと思う。 まずはウルトラオレンジクリーナーで汚れを落としみた。よく落ちるし、いい香りがするのもよかった。
ウルトラオレンジクリーナーで汚れを落とした後のコーティング作業はスプレーするだけ。事前に水分は拭き上げておくのが効果を引き出すためのポイントだ。 液剤は白いので拭き漏れなどはわかりやすい。拭けばコーティング完了だ。流れるような撥水に注目。金属表目のミクロの凹凸を埋めて、輝きが持続して汚れも付きにくくなる。
勝負3 意外に落ちないバスまわり、別格の洗浄力という挑戦状【ウルトラハードクリーナー バス用・バス用 防カビプラス】
気持ちよく入浴するためには、バスまわりのクリーニングは頻繁にするのが当たり前。そのわりには毎回、頑固な汚れが付いていてひと苦労だ。それゆえ、さまざまな風呂用クリーナーが出ていてまさに百花繚乱状態となっている。そこでリンレイである。以前は最後の切り札を謳っていたのが、最新ではなんと別格の洗浄力へと進化している。最後の切り札で十分なのに、別格とはよほどの自信なのだろう。理由としては液剤がさらに汚れと結合しやすくなって、石けんカスや皮脂汚れに対する洗浄力が増したからとのことだ。 受けて立つべく、早速使ってみると、いきなり完敗(苦笑)。最近はバスダブであればスプレーして流すだけが主流ゆえ、少々の汚れ残りは致し方ないかなと思っていたが、それがまったくなし。きれいさっぱりスッキリだ。また、カランまわりなど、汚れが入り込んで溜まってしまった部分はスプレーしてからブラシでこすれば落とすことができた。そして、風呂場といえばカビだが、カビが生えやすい場合は「防カビプラス」もシリーズにあるのでこちらがおすすめ。約1カ月間、カビの発生を防止してくれるというので頼もしい。 バスタブをきれいにしたら細かい部分もクリーニング。皮脂汚れのようなこびりつき汚れにウルトラハードクリーナー バス用をスプレーしたら、すっきりと落とせた。 普段はあまりやらないのがカランまわりなど。それだけにしつこい汚れが入り込んだ感じになっていることが多い。ブラシでこするとすっきりと落ちた。
使ってみるまでは、謳い文句もよく見るもので、正直、そこそこの性能だろうと思っていた。しかし、そんなことはまったくなくて、技術の進化をまさに体感できた。やっぱり最新は最高の効果を発揮するのだ。またリンレイのこだわり、そして生み出す性能には感服だった。みなさんもこのすっきり感、体験&体感してほしい。 文・撮影/近藤暁史
MonoMaxWeb編集部
【関連記事】
- 「シェルの撥水力はドライヤーで復活する!?」見えない汚れ、失われた撥水力…“眠っていた二ット&シェル”のひと手間お手入れ術をスタイリストが徹底解説
- 「フリースの“ふわもこ”が見事復活」眠っていた冬のマストアイテムのひと手間お手入れ術をスタイリストが徹底解説
- 「ユニクロ直伝の洗濯テクを大公開」正しいやり方でお手入れがもっと簡単に!プロに教わるシャツやパンツの“シワになりにくい干し方”とは?
- 「“暖房”する前に要注意」自宅のエアコンは大丈夫?冷房機能を使った後の放置はNG…節約アドバイザーが教えるチェックポイント3選
- 「物価高時代の賢い節約術」食費節約の基本は安く買うことよりも“◯◯を減らす”こと?節約アドバイザーが教える食材の上手な買い方・使い方