【M―1】「きれいすぎて逆に爆発しなかった」博多大吉、ダイタク敗退も「漫才は完璧」
漫才日本一決定戦「M―1グランプリ2024」の決勝が22日午後6時半からテレビ朝日系で生放送された。今大会は2001年の大会開始以降、史上最多1万330組のエントリー。史上初の連覇を狙う令和ロマンをはじめ、エバース、真空ジェシカ、ジョックロック、ダイタク、トム・ブラウン、バッテリィズ、ママタルト、ヤーレンズ、敗者復活・マユリカの10組で争われる。 一卵性双子のダイタクはヒーローインタビューネタに独自の双子あるあるネタを生かしたトークで笑いを誘った。初の決勝にしてラストチャンスだったが、総合得点820点で敗退となった。 92点の礼二は「しゃべりもうまいし、聞き心地もいいんですけど。ヒーローインタビューのやり取りだけだったので、他も見たかったかな」とコメント。 海原ともこが「礼二くんの言ったみたいに、もうちょっとだけ爆発的なものがあれば。結構、地味っぽいじゃないですか。きれいすぎるというか」と説明すると、博多大吉も「ともこ姉さんの言う通りで。漫才は完璧に近くて。きれいすぎて逆に爆発しなかった感じですね」と話した。 ▼審査員の得点 礼二(中川家)92点、海原ともこ(海原やすよ ともこ)94点、柴田英嗣(アンタッチャブル)88点、山内健司(かまいたち)92点、石田明(NON STYLE)90点、若林正恭(オードリー)92点、哲夫(笑い飯)89点、塙宣之(ナイツ)93点、博多大吉(博多華丸・大吉)90点 ◆ダイタク 吉本興業所属。2009年コンビ結成。吉本大(よしもと・だい)と吉本拓(よしもと・たく)の双子(大が兄、拓が弟)。1984年12月28日、熊本県出身。39歳。2人とも178センチ、70キロ。08年にNSC東京校に14期生として入る。今回が初のM-1決勝進出。
報知新聞社