有吉弘行も愛する広島ソウルフード ~お好み焼き&中華そば~
広島の人に「広島人の特徴って何ですか?」とたずねると、決まって返ってくるのが「みんな広島のことが大好き」という言葉。はにかみながら答える広島人たちは、みんな自覚しています。隠すどころか、高らかに唱える自分の広島愛。東京で大活躍を続ける広島出身の芸能人も例外ではありません。 【写真を見る】有吉弘行も愛する広島ソウルフード ~お好み焼き&中華そば~ ■広島人のソウルフード・お好み焼き 「広島の人にとって、お好み焼きとカープはシャレですまないからね」 アツアツの鉄板からジュ~ッと音を立てるお好み焼きの前でそう熱弁していたのは、広島県出身、有吉弘行 さん。1月のある日、広島市の流川エリアで60年以上の歴史を誇る老舗「越田」(胡店)にそろったのは、有吉さんと同じく広島県出身の アンガールズ と、広島市在住10年目を迎えたアナウンサー・枡田絵理奈 さん。4人が横並びに座る鉄板の先には、TBS日曜劇場『VIVANT』などでも使用されたという本格シネマカメラを構えたクルーがいます。これは、有吉さんの里帰りをテーマにした特番「有吉弘行の故郷に帰らせていただきます。」(JNN28局ネット 2月10日放送予定)の撮影。東京にはない、地方ロケならではのゆったりした空気に、一行はリラックスムードです。 店の三代目・越田昌洋 さんは、コロナ禍を経て約4年ぶりに訪れた有吉さんを前に、満面の笑みで語りかけます。 「うちの生地は鶏ガラを炊いたスープを使っていて、仕込みに2日かかるんですよ。粘りがあるのも特徴です。有吉さん、よかったら自分で生地引いてみますか?」 「え、いいの?」 東京の自宅でもお好み焼きを作ることがあるという有吉さん。鉄板に流した生地をさっと、おたまの底でまん丸にのばします。プロの越田さんもうなる腕前でした。この生地に千切りのキャベツをこんもりと乗せ、豚のバラ肉、イカ天を重ねていくスタイルが、広島のお好み焼きです。 関西とはまったく異なるスタイルのお好み焼きは、広島でどのようにして広まったのでしょうか。その起源は、戦前から全国各地で食べられていた「一銭洋食」にまでさかのぼります。具の種類は地域ごとに個性があるそうですが、構成はシンプル。広島では、鉄板へ薄く引いた小麦粉の生地に魚粉やとろろ昆布、天かすなどを乗せて半分に折りたたみ、ウスターソースを塗って提供されていました。
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