その重さ規格外!5トンの巨大岩塩に触れるチャンス、5年ぶりの一般公開「まつりの“賑やかし”に貢献できれば」 愛知・東浦町
11月9日(土)開催の「第46回東浦町産業まつり」にて、2つの巨大岩塩を5年ぶりに一般公開。見るだけでなく、実際に岩塩に触れることができます。 岩塩の幅は一番長いところで1m40㎝、重さは約3tと約2.5tで合計5tという規格外の大きさです。東浦町役場・生涯学習課 文化財係長の楠美代子さんによると、岩塩は1999年に郷土資料館を開く際にアメリカとドイツから購入。購入当時の記録は残っていませんが、相場を知る業者によると現在1㎏1000円ほどで販売しているといいます。
岩塩は、1999年に開館した町内の郷土資料館で展示されてきましたが、郷土資料館をリニューアルする際、“地元にまつわる展示品を増やそう”という意向から、海外産となる巨大岩塩の撤去が決定。 オークションやフリーマーケットアプリ「メルカリ」で1個30万円で出品していましたが、買い手が見つからず、東浦町文化センターの倉庫で眠り続けていました。 そんな巨大岩塩が、「第46回東浦町産業まつり」で5年ぶりに一般公開。楠さんによると、複数会場で行われる同まつりの会場に文化センターが入っていたことから、「せっかくなら、まつりの“賑やかし”に貢献できれば」という思いから、一般公開を決定したといいます。 買い手が見つからなかったため、現在は「メルカリ」への出品を一時停止しているという巨大岩塩。東浦町は今後も額を下げて再出品することを検討していますが、出品額は未定とのことです。