著名人からのラブコールが絶えないラグジュアリーレザーグッズブランド「Strathberry」、本拠地エディンバラでその魅力を解き明かす
「Strathberry」は現在、自社ECサイトの他に5店舗の旗艦店、アメリカとカナダ、中国、ドバイを含む19店舗以上の小売店で展開されている。 日本を訪れたことがあるというガイ&リーアンは、「比類なき高度な技術と歴史とともに受け継がれる伝統、日本特有の美意識を心から尊敬しています。 個人的にまた訪れたいと思っているのはもちろんですが、ポップアップを開催して『Strathberry』の世界観を日本のお客様に感じてほしいと思っています。 日本語サイトで快適なショッピング体験を提供していますが、もっと日本の市場を理解するためにも、直接話せる機会を持ちたいのです」と語ってくれた。
クラフトマンシップに裏打ちされた最高峰の品質は、手に取ってこそ本質に触れられるだけに、フィジカルでの商品展開はブランドと顧客の双方にとって貴重な体験となる。さらに、デザインに顧客のリアルな声を取り入れている彼らにとって、実店舗やポップアップでのコミュニケーションは非常に重要な位置付けのようだ。 現在は日本を含む世界中でのポップアップ開催と、フランスでの旗艦店オープンの計画が進行中。10年の節目を迎え、「Strathberry」は新章への扉を開いた。今後もスコットランドの精神とスペインの職人技術とともに、その物語は紡がれていく。
【関連記事】
- 日系パリジャンによるレザーブランド「Michino Paris」、バッグに反映させた一流メゾンでの経験と日仏の美意識
- シャネルが贔屓にしたツイード「マリアケント」:アーティスティック・ディレクター、イヴ・コリガンさんとアトリエを巡る
- 名品「MICHAEL」の歴史と「CHAMBORD」の人気から見る「Paraboot(パラブーツ)」が選ばれる理由
- 「Danner(ダナー)」の歴史とブランドを代表する「DANNER LIGHT(ダナー ライト)」と「MOUNTAIN LIGHT(マウンテン ライト)」
- テディーボーイからパンクファションまで、イギリスのサブカルチャーの傍にはいつも「GEORGE COX(ジョージ コックス)」があった。