飯島直子「実家も近いので…良いロケハンになっちゃった」お客さんを巻き込み、“ソロ飲み”回とは思えないにぎやかさに
4月よりレギュラー番組となった「飯島直子の今夜一杯いっちゃう?」(毎週木曜夜10:00~、BSフジ)が、10月17日(木)に放送された。同番組は飯島直子が地元の人に愛されるお店を飲み歩き、お店の常連客や飯島がいま会いたい、話してみたいゲストと”本気でサシ”飲みをしていくBSフジの人気番組だ。今回は神奈川県・溝口で、1人しっぽりと“ソロ飲み”を楽しむ…とはいかず。さすがのコミュニケーション能力を見せつけた。 【動画】コミュ力の鬼・飯島直子にかかれば、初対面のお客さんも大親友 ■実家に近い溝口での飲み歩きに心を躍らせる飯島 今回の舞台は神奈川県・溝口。実家が近いという溝口を歩きながら、飯島は東京よりも空気がゆったりしていると笑顔を浮かべながら語る。東急田園都市線、大井町線、JR南武線の3路線が走り、合わせると1日に20万人もの人が利用している溝口駅。ベッドタウンとしても人気の街なのだが、東急田園都市線では「溝の口」、JRでは「溝ノ口」、地名は「溝口」と少しずつ表記が違うのでも有名だ。歴史的な背景があるとはいえ、混乱を招いてしまうこともあるあるかもしれない。 本日は久しぶりのサシ飲みとなる飯島。1軒目にやってきたのは、駅の西口から8分ほど歩いた場所にある「炉ばた灯台」だ。居酒屋激戦地である溝口で7年を迎えた同店は、懐かしい温もりを感じる店の造りが目印。店内の中央には、シンボルでもある大きな囲炉裏が鎮座している。 お通しの湯豆腐やビールを味わいつつ、自分で焼き上げる「七輪炙りチーズたら」などをいただいていく飯島。目にも鼻にも美味しい光景に「最高じゃないですかこれ!」とテンションを上げつつ、「(このお店に行くのは)1人がいいな。友達いたら焦げちゃうと思うわ、話に夢中過ぎて」とつぶやくのだった。 面白かったのは、“前髪があると2歳若返って見える”という話。話を聞いた飯島は自分で実践してみたのだというのだが、「意味ないって言うね。気持ちね、気持ち気持ち」とあけっぴろげなジョークで和ませる。56歳が54歳に見えても…という話だが、改めて数字を聞くと疑いたくなるような美貌を持つ飯島。別の方面で視聴者に驚きを与えつつ、秋刀魚の塩焼きなどを食べて1軒目を満喫する。 ■初対面とは思えないスピードで打ち解ける“飯島節” いざ2軒目へ向かう飯島。溝口で飲んだことがなかったという飯島は、「実家も近いので…良いロケハンになっちゃった」とプライベートでも利用する気満々。上機嫌のまま夜道をゆったり歩き、たどり着いた2軒目は店舗の前にタルが並べられているおしゃれなバー「BARCARO」だ。 イタリア・ベネツィアで「気軽にお酒を楽しむ場所」を意味する言葉である「BARCARO」。季節ごとにワインのラインナップを変え、ヨーロッパ各地のお酒を用意してくれるという。 オープンして1年ということだが、すっかり人気店となった「BARCARO」。気軽に入れるカジュアルなお店の雰囲気や、提供されるメニューのバラエティーが人気を博している。 さっそくスパークリングワイン「リオロッカニュープレイヤー」を注文し、続けて2杯目にも“おすすめの白ワイン”を注文した飯島。すでに集まっていた常連客の方々に混ぜてもらいつつ、乾杯をして「嬉しい!」と気さくに会話を広げていく。 山椒が効いた「白いマーボーナス」をキンキンに冷えた白ワインとともにいただく、または柿ピーや麦チョコなどを一緒に食べる…といったおすすめの食べ方を教わる飯島。常連客の飲み友も参戦して、距離が近い店内で賑やかに話している姿はとても初対面同士とは思えない気さくさだ。にぎやかな喧噪と「ホタテとあおさのクリームリゾット」といった絶品料理をお供に、飯島の夜は過ぎていくのだった。 ■話し相手との距離感が心地よい飯島の語り口 今回の放送では、実家に近い神奈川県・溝口で飲み歩いた飯島。意外にも実家周囲のお店はノーマークだったようだが、これからはしばしば姿を見せるかもしれない。それくらい、楽しげな飲みっぷりだった。 また、何度見ても飯島の“人の懐に入るスピード”は目を見張る。初対面の人に声をかけたにも関わらず、すぐに打ち解けて楽しげに酒を飲み交わす姿は圧巻。それでも気安過ぎない絶妙な接し方に留まるというのが、彼女が持つ優れた距離感・バランス感といったコミュニケーション能力のすごさを物語る。 そんな飯島の所作だけでなく、飯島が“ロケハン”を終えた溝口の人気店などを見られる「飯島直子の今夜一杯いっちゃう?」は、「TVer」または「FOD」で見逃し配信を視聴できる。