県最南端の村 生鮮食品扱うコンビニが開店 先月スーパー閉店で… 住民「ありがたい」【長野・阿南町】
県の南端、阿南町にコンビニエンスストアが出店しました。先月、生鮮食料品を扱う店が閉店したこともあり、待望のオープンです。 ローソン阿南町新野店。今月5日にオープンしました。 (Q.野菜とか買っていますね) ■地元客 「買っています。野菜、アイスクリームとかね。新野はいま、お店ないでしょ。だからこれだけのもの置いてくれるのありがたい」 新野地区で生鮮食料品を扱うのは、このコンビニだけです。阿南町の人口は3993人。 そのうち、958人が新野地区に暮らしていて、半数以上が高齢者です。 先月、地域で唯一、生鮮食料品を扱っていたJAの店舗が閉店しました。もし、このコンビニがないと最寄りのスーパーなどへは、車で20分かかります。 ■ローソン阿南町新野店・伊原稔マネージャー 「この近辺のスーパーがやめられてしまったので、お客さまの反応としてはここに出来てくれてうれしいという声を数多くいただいております」 地元の買い物環境を改善したいと阿南町からローソンに相談し、出店が実現しました。 ■阿南町振興課・金田大輔さん 「コンビニエンスストアっていうのは、町民にアンケートを取っても町に誘致をしてほしい(という要望が)多い施設。なかなか高齢になると、飯田の方にもなかなか行かれないという方も多くいらっしゃると思います」 ローソン阿南町新野店では地元から要望の強い肉・魚類をより多く扱えるよう検討するとしています。