『フォールガイ』

8月16日(金) に公開されるライアン・ゴズリング主演最新作『フォールガイ』より、新たな場面写真とステファニー・スー演じるアルマのキャラクターポスターが公開された。 【全ての画像】『フォールガイ』場面写真ほか 今でも未練たらたらな元カノ・ジョディ（エミリー・ブラント）のため、気乗りしないスタントの世界に舞い戻った本作の主人公・コルト（ライアン・ゴズリング）。何とかジョディと復縁したいコルトは、彼女が初監督を務める映画『メタルストーム』の主演俳優、トム・ライダー（アーロン・テイラー＝ジョンソン）失踪の行方を追う羽目に。自己中心的でいけ好かないトムの捜索に足取りが重いコルトだったが、愛するジョディのためとなんとか奔走するもどんどんトラブルに巻き込まれていく。 現地のよからぬ連中とつるんでいたというトムの行方を追っているうちに、明らかになってくる事実の数々。とあるものを手にするため、シドニー・ハーバー・ブリッジで決死のカーチェイスを繰り広げるも、さすがの腕利きスタントマンであるコルトも爆走する車でのバトルに悪戦苦闘。そんなコルトの前に救世主として現れたのが、トムのアシスタントを務めるアルマだ。アルマはプロデューサー志望の前途有望な若者で、傍若無人なトムの下で一生懸命に仕事に励んでいる。 アルマを演じるステファニー・スーは、実験演劇とコメディでキャリアをスタートしたのち、ブロードウェイ・デビューも果たしている実力派。アカデミー賞助演女優賞にノミネートされた『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』にて、ミシェル・ヨーの娘、ジョイ・ワンと敵のジョブ・トゥパキの2役を熱演したことで一躍スターになった。本作では、とんでもないトラブルに巻き込まれながも、華麗なドライバーテクニックを披露し、見事なコメディエンヌぶりを発揮している。 プロデューサーのケリー・マコーミックは「ステファニーはスマートで素晴らしい女優。撮影が始まった頃に『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』がすごく話題になっていたの。数々の賞にノミネートされている最中に私たちの映画に出てくれて感謝しているわ。この映画でも素晴らしい演技を見せてくれた」と、賛辞を送っている。 また、監督のデヴィッド・リーチも「ステファニーはアルマという役に深みと信ぴょう性を与えてくれた。現場でもたくさんアイデアを出してくれたよ。素晴らしい女優であるのはもちろんのこと、すごく面白い人物でもある。キャラクターにも完璧なバランスをもたらしてくれたんだ」と語る。 ステファニー・スーは役について「役作りのため、現場でこっそりアシスタントたちを観察して、常に大量の物を携帯しているアルマのキャラクター作りに役立てたの。周囲を見渡すと全アシスタントが汗をかきながら走り回っていて、懸命に仕事をしながらいろんな事態に対応していた」と振り返っている。 ＜作品情報＞ 『フォールガイ』 8月16日(金) 全国公開