「ヤクブが情報をくれた」マハーチュがキャリア初の対トップ10勝利で3回戦へ、ルブレフはチェコ人選手に3連敗 [マイアミ・オープン/テニス]
「ヤクブが情報をくれた」マハーチュがキャリア初の対トップ10勝利で3回戦へ、ルブレフはチェコ人選手に3連敗 [マイアミ・オープン/テニス]
ATPツアー公式戦「マイアミ・オープン」(ATP1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月20~31日/賞金総額1040万4205ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、トマーシュ・マハーチュ(チェコ)が第5シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を6-4 6-4で倒す番狂わせを演じた。 ~マイアミ・オープン2回戦でキャリア初の対トップ10勝利を挙げたマハーチュ選手~ シード勢は1回戦がBYEで免除されており、ルブレフはこの試合が初戦だった。前週のインディアンウェルズ3回戦でイリ・ラフェチュカ(チェコ)に4-6 4-6で敗れていたルブレフは2月のドーハ準々決勝で18歳のヤクブ・メンシク(チェコ)に4-6 6-7(6)で苦杯を喫しており、チェコ人選手に3連敗となった。 雨により6時間ほど開始が遅れたこの試合でファーストサーブからのポイントを86%の高確率で取った23歳のマハーチュは第2セットで直面した2度のブレークポイントをいずれもセーブし、各セットで一度ずつ相手のサービスゲームを破って1時間6分でキャリア初の対トップ10勝利を挙げた。 「ドーハで彼(ルブレフ)を倒したヤクブに頼んだら情報をくれたんだ。彼は18歳ながらいいプレーをしており、僕たちは皆で刺激し合ってレベルを上げている。僕たちがこのような選手に勝てることを証明するのに役立つよ」とマハーチュは試合後のオンコートインタビューで語った。 マハーチュは次のラウンドで、第29シードのトマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)と元世界ナンバーワンのアンディ・マレー(イギリス)の勝者と対戦する。この試合はお互いのサービスキープで3-3まで進んだが、雨により順延となった。 そのほかの試合では第14シードのユーゴ・アンベール(フランス)がボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)を6-4 6-3で下して3回戦に駒を進めたが、2試合が第1セット途中で順延となったほか11試合は延期となった。
テニスマガジン編集部