津市が11億1330万円補正予算案 道路新設改良事業など 三重
【津】三重県の津市の前葉泰幸市長は18日の定例記者会見で、総額11億1330万円の一般会計補正予算案を発表した。下部田垂水線道路新設改良事業などを盛り込んだ。25日開会の市議会12月定例会に上程する。 補正後の一般会計予算額は前年同期比4・6%増の1233億194万円。 下部田垂水線(上浜工区)は国道23号と県道津関線を東西に結ぶ道路。県が実施主体で、補正では市が道路概略の検討や将来交通量推計業務費を2分の1負担し、500万円計上した。 下部田垂水線については、昨年度の前葉市長から一見勝之知事への要望で、同線は県事業として実施し、津駅東西自由通路は市事業として手がけることで合意した。 前葉市長は「県がいよいよ実施主体としてやることになった。東西、南北がスムーズにつながるようになる」と期待した。