[写真]=Getty Images

　ソニー仙台FCは27日、日本フットボールリーグ（JFL）退会および2024年末をもって活動を終了することを発表した。 　ソニー仙台FCは宮城県の社会人サッカークラブ（実業団）で、1968年に創設。1999年からのJFLには発足当初から加入し、2015年には優勝を飾ったこともある。2023年は4位に終わっていたなか、今年は21試合終了時点で16チーム中13位となっていた。 　今回の発表によると、ソニー仙台FCは2024年末をもって活動を終了することが決定し、27日にJFLに退会届を提出。今後開催されるJFL理事会の承認をもって正式に決定されることが明らかになった。 　JFL退会および活動終了を明らかにしたソニー仙台FCはクラブ公式サイトで以下のように声明を発表している。 「ソニー仙台FCは、1968年に社内同好会として発足し、社内の活力の源になることに寄与してきました。1998年にジャパンフットボールリーグ（旧JFL）昇格を果たし、1999年からのJFLでは2015年に初優勝を遂げました。また、サッカースクールの開校など、地域社会に密着した活動を推進し、地域の皆様にも支えていただきながら活動してまいりました」 「しかし、チームの今後について検討を重ねた結果、誠に残念ながら2024年12月末でソニー仙台FCは活動を終了し、サッカースクールについても2025年3月末をもって終了することとなりました。なお、所属選手・スタッフの処遇に関しては、本人の意向も尊重した上で最大限の支援を行ってまいります」 「これまで、ソニー仙台FCに対して、ご支援・ご声援を賜りました全ての皆さまに感謝申し上げます。リーグ戦の残り9試合、チーム一丸となり全力で戦いますので、最後まで温かいご支援ご声援をよろしくお願いいたします」