代表入りに赤信号の浅野拓磨

　スペイン1部マジョルカの日本代表FW浅野拓磨（29）が2―1で勝利したバリャドリード戦で2戦連続のベンチ外となり、2026年北中米W杯アジア最終予選（10月10、15日）を戦う森保ジャパン入りが微妙な情勢となった。 　試合前、ジャコバ・アラサテ監督は「（シーベ）ファンデルヘイデン、（マルティン）バリエント、ハビエル・リャブレス、浅野、（ベダト）ムリキがプレーできない」と明言。今季新加入の浅野は開幕からレギュラーとしてプレーしていたが、地元メディア「mallorcadiario」によると、負傷しているという。 　今後の回復状態にもよるが、W杯アジア最終予選を戦う日本代表選出は難しい見通し。これまで主にスーパーサブとして、森保ジャパンを支えていたストライカーが不在となればチームにとって大きな痛手となるが、浅野の代役にはスコットランド・プレミアリーグのセルティックに所属するFW古橋亨梧（29）の選出が見込まれそうだ。 　古橋はスコットランドでゴールを量産するも、日本代表は不選出が続いている。しかしイングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・シティーが獲得候補とする中、今季は世界最高峰の欧州チャンピオンズリーグ（CL）で待望の初ゴールをマークするなど、再び評価が急上昇。〝日の丸〟復帰待望論が高まっている。 　大事なW杯最終予選に向けて、2連勝で首位に立つ森保一監督はどんなメンバーを選ぶか。