四谷に鳥肉を主役にしたビストロ「K」 比内地鶏などの丸鳥仕入れる
ビストロ「Grill&Bistro K(グリル&ビストロ・ケー)」(新宿区四谷1)が四谷にオープンして、12月11日で2カ月がたつ。店舗面積は約12坪。席数は、カウンター=8席、テーブル=10席。(市ケ谷経済新聞) 【写真】「Grill&Bistro K」の鳥肉料理 店主の杉浦孝太郎さんは、食品商社の営業の経験を経て飲食の道へ進んだ。「実家が鳥肉問屋を営んでいたことから、家業も手伝いながら、いつか鳥肉をメインに提供する店をやりたいと考えていた。鳥料理というと焼き鳥を思い浮かべる人も多いが、鳥肉を使った料理の可能性を広げたいと思った」と杉浦さん。調理師免許を取得し、自由が丘のフレンチレストランで4年間経験を積み、独立した。 鳥肉を主軸にしたフレンチビストロとして、気軽にコース料理を食べられる店を目指すという同店。前菜やメインが選べるコース料理は8,000円~。選べる前菜は、「むね肉とひき肉の厚切りロールチキン」「自家製タスマニアサーモンのスモーク」「自家製鴨(カモ)ハム」など。メインも、「比内地鶏のグリル」などのほかカモ料理も選べ、季節ごとにラインアップを変えるという。「グリーンアスパラのチーズグラタン」「季節野菜のポタージュ」などの単品メニューもコース料理に追加できる。 杉浦さんは「地鶏は1羽丸ごと仕入れ、惜しみなくスープやソースにも活用する。素材の味を生かすためにも調理法はシンプルだが、ひき肉も店でひくなど、可能な限り一から手作りすることを心がける。肉はジューシーに仕上げ、『こんなに脂がのっている胸肉は初めて』とお客さまに言っていただくことも多い」と話す。数量限定のローストチキンは予約制で提供予定。 杉浦さんがソムリエ資格を持つことを生かし、ワインの品ぞろえにも力を入れる。「ワイン好きの方に喜んでいただけるもののほか、ノンアルコールワインなども用意する。ちょっとしたご褒美や、気軽に皆さんが集う食事の場として利用してほしい」と来店を促す。 営業時間は18時~22時30分。日曜・祝日定休。営業日の詳細はインスタグラムで知らせる。
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