地域の安全な暮らし守る 決意の放水アーチ 消防出初め式、島根県浜田市
浜田市消防出初め式が5日、同市金城町七条のふれあいジムかなぎなどであった。消防団員約480人が式典や一斉放水に参加し地域の安全な暮らしを守る決意を新たにした。 【課題】消防操法大会 意義どこに 猛練習 団員離れの原因 協会 実践的内容に改善へ
ふれあいジムかなぎであった式典で、消防管理者の久保田章市市長が「災害はいつ発生するか分からない。地域防災の要として技能知識の習得に励んでほしい」とあいさつした。 その後、浜田、金城、三隅の3地域の消防団員は車両を点検し、各地で車両行進と一斉放水に臨んだ。浜田地域の中部方面隊は、同市殿町の浜田川で車両16台による放水を披露。美しいアーチがかかると市民から歓声が上がった。 同市の髙田良幸消防団長は、「団員が一丸となって日ごろの訓練に励み、災害のない地域づくりに貢献していく」と述べた。