“東大卒・元官僚の才女”3代目バチェロレッテ・武井亜樹がローズを渡す基準とは?
■ローズを渡す判断基準は「誠実さ」「周りへの敬意」「信念」 ――これまでの恋愛を振り返って、ご自身はどういうタイプだと思いますか? 警戒心が強いので、自分からガンガン行くことはないです。時間を重ねていくごとに好きになっていくので、付き合って1年目より2年目とどんどん絆が深くなっていくタイプです。 ――今回は限りある時間の中で選択をしていかなきゃいけない特殊な環境だったかと思いますが、どういった判断基準で選ばれていったのでしょうか? 男性たちにローズをお渡ししていくなかで、人として誠実で、周りの人に対してリスペクトを払える、自分の信念を持っていて自分の考えをちゃんと伝えられるような素敵な人たちを選んでいました。 やっぱり自分が一緒にいる人、自分の周りにいてもらう人には、人としての信頼感はとても大事なんだなと改めて思いました。 今までの恋愛では、いろいろ考えすぎてしまうところがあったんですが、今回は時間も限られているので、直感を信頼していました。一緒にいるときの。「この人は信頼できそう」「この人は心を開いていないな」というのを感じ取る嗅覚に頼っていました。 ――短い時間でその人のことを知るためのプランはあったんですか? 男性たちはみんなこの旅に向けて、自分の伝えたいことや大切にしてる思いを準備してきたと思うんです。でも、私が知りたいのはそういうことではなくて、パートナーとして一緒にいて安心できるか、幸せでいられるか。だから、最初の方は深い話をするというより、自然体な2人の空気感を作るように、あえてカジュアルな話題を振ったりしてました。 ――今回の旅では時間を重ねることも難しかったと思います。 今まではずっと一緒にいて、少しずつ相手のことを知っていって、「この人は信頼できる、素敵だな」と思って、恋愛になっていっていました。今回の旅ではそれができないので、自分の直感とか感覚を研ぎ澄ませて決めていました。 ――やはり短い時間の中でローズを渡す相手を決めなければいけない難しさはありましたか? 最初は、私の判断で男性たちの旅を終わらせるということへの責任感が重たくて、心苦しかったです。でも、自分の中で男性たちに「時間がなくて……」という理由で、さようならするのではなく、わかるまで向き合って、自分が納得したタイミングでお別れしようと決めたんです。そこからは申し訳ないという気持ちではなく、ちゃんと男性たちに自分の最善と礼儀を尽くして、できることをやっているから、あとは私の目的を進めるためにローズを渡していきますという気持ちになれました。