【秋華賞1週前】ステレンボッシュ、パワフルなフットワーク 田村助手「自分のバランスで走れるように」
◇３日 秋華賞１週前追い（栗東トレセン） 栗東滞在中の桜花賞馬ステレンボッシュは栗東坂路でモスクロッサー（３歳１勝クラス）と併せた。５馬身半追走し、一杯に追われて４Ｆ５２秒２―３８秒０―１２秒９で同入した。序盤に僚馬との差を一気に詰めた分、ラストは脚色が同じになったが、パワフルなフットワークで順調な調整をアピールした。 田村助手は「春よりも食べた分がしっかり実になって、体幹がしっかりしましたね。自分のバランスで走れるようになっています」とひと夏を越しての肉体面の成長を説明。その上で「まだ重たさはあるけど、桜花賞も競馬の週にがらっと良くなったし、今回もこれで変わってくれると思います」と上昇に期待した。 阪神ＪＦ２着から直行した桜花賞は栗東滞在で１着。今回もオークス２着からの直行だが、春に栗東滞在で結果が出ている点は大きな強みだ。同助手は「相変わらずメンタルはどっしりしていますね。不器用な馬ではないし、どんな競馬でも応えてくれると思います」とラスト１冠奪取を見据えた。
中日スポーツ
