北朝鮮兵、数百人死傷と分析 米国防総省、さらに増加か
【ワシントン共同】米国防総省のライダー報道官は19日の記者会見で、ロシア西部クルスク州でウクライナ軍との戦闘に参加した北朝鮮兵の死傷者が数百人に上っていると分析していると明らかにした。「ロシア軍と共に戦闘に従事する限り、今後死傷者数は間違いなく増加すると見込んでいる」と述べた。 ライダー氏は引き続き前線の状況を注視すると強調した。 米政府は16日、北朝鮮兵に死傷者が出たと初めて認めた。ライダー氏によると、北朝鮮兵は約1万2千人で、ロシア軍の部隊に統合され、主に歩兵として作戦に加わっている。