19年ダービー馬ロジャーバローズ死す、8歳
19年のダービー馬ロジャーバローズが25日に死亡した。8歳だった。 現役引退後は北海道新ひだか町のアロースタッドおよび北海道浦河町のイーストスタッドで種牡馬としてけい養されていた。 (株)ジェイエスは「初年度産駒からリステッド勝ち馬が出たばかりのタイミングで、これからますます活躍が期待されていたこともあり、大変残念です。本馬の冥福を祈るとともに、残された産駒たちが父の遺志を引き継いで競馬場で活躍してくれることを祈っています」とコメントした。 同馬は父ディープインパクト、母リトルブックという血統で、飛野牧場の生産。祖母がカルノマズレディで、近親には3冠牝馬ジェンティルドンナがいる。 2歳夏の新潟でデビュー(1着)。3歳春はスプリングSで7着に敗れた後、浜中騎手とのコンビで京都新聞杯2着からダービーに参戦。12番人気の伏兵だったが、1枠1番から2番手を進み、直線早め先頭から世代の頂点に立った。通算成績は6戦3勝。オーナーは猪熊広次氏。