【フィギュア】SP首位の中田璃士、ガッツポーズの回数は?「自分では2回のつもり」2連覇狙う
<フィギュアスケート:ジュニアGPファイナル>◇6日(日本時間7日)◇フランス・グルノーブル◇ジュニア男子ショートプログラム(SP) 【写真】ガッツポーズするSP首位の中田璃士 【グルノーブル=松本航、松本愛香通信員】2連覇が懸かる中田璃士(りお、16=TOKIOインカラミ)が首位発進した。 ジャンプ3本全てで加点があり、79・39点を記録。2位のジェイコブ・サンチェス(17=米国)を0・15点差で上回り「80点を出せる人が、この試合はほとんど。少しびっくりしました」と笑顔を見せた。 大会前から「ガッツポーズは10回以内に」と口にしてきたが、ジャンプを降りて拳をつくる場面が多かった。本人は「自分の中では2回のつもりだったんですけれど…。(演技後半の2連続3回転)トーループを降りた後と、演技後です」と笑わせ「明日は(ジャンプ全)7本やるつもり。小さいところから、だんだんてっぺんまで挙げていきます」と力強く言い切った。 ガッツポーズが出るほどのジャンプの好調ぶりの一方、最終盤のスピンなど課題もある。7日のフリーに向けて「いつもショートが苦手で、ここで1位になるつもりできていなかったので、少し驚きがあります。今シーズンはショート1位でフリーを一番最後にすることがたくさんあって、その感覚に少し慣れてきたので、しっかりやることをやって頑張りたいです」と誓った。2連覇へ突っ走る。