川崎の象徴・大島僚太が名古屋戦で心配な負傷交代。詳細不明も鬼木達監督は「ハムストかな」と説明
相手に入れ替わられた際に痛める
[J1第31節]名古屋 2-0 川崎/9月22日/豊田スタジアム ACLエリートの初戦、韓国での蔚山戦を制した川崎は、中3日でアウェーの名古屋戦に臨んだが、0-2の痛い敗戦を喫した。しかも前半終了間際には、守備対応で相手に入れ替わられた際、体勢を崩した大島僚太が直後にピッチに座り込み、交代する心配なシーンも訪れた。 【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開! 前半アディショナルタイム、体制を崩した後に足を気にする素振りを見せた大島へ、ベンチが総出になって「無理をするな、ピッチに座れ」というジェスチャーを送り、ファンウェルメスケルケン際との交代となった。 鬼木達監督は試合後に「詳しくは聞けていませんが、ハムスト(リング)かなという感じです。まだ詳細は分からないです」とコメント。 大島は交代時に自ら歩いてピッチを後にしただけに、軽傷であることを祈りたいところ。ベンチに戻った際には、心配した脇坂泰斗、小林悠が即座に駆け寄り、瀬川祐輔、エリソン、山口瑠伊、セサル・アイダルらからも励まされたシーンは印象的だった。 技術力を大切にする川崎のサッカーにおいて、象徴とも言える大島は、今年6月末に約1年ぶりに公式戦復帰を果たし、彼らしい、周囲を唸らせるようなプレーを見せていた。 少しずつコンディションも上げているように見えていただけに、本人が最もショックだろうが、まずは大きな怪我ではないことを願いたい。再び彼の笑顔を見られることを誰もが望んでいるに違いない。 取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)