怪物くんに「変身」だ 氷見・潮風ギャラリー まんがスクリーン更新 3作品目、日替わり表示
氷見市出身の漫画家藤子不二雄Ⓐさん(元富山新聞記者)を紹介する市潮風ギャラリー(中央町)で15日、人気のデジタルまんがスクリーンに「怪物くん」版が加わった。来館者は映像技術で怪物くんに「変身」し、写真撮影を楽しんだ。 まんがスクリーンは2015年に設けられ、「忍者ハットリくん」「笑ゥせぇるすまん」の2作品を扱っていた。設置以来初めてとなる更新で、怪物くん版、ハットリくん・笑ゥせぇるすまん版が日替わりで表示される。 山梨県から夫婦で訪れた輿水順雄さん(73)は「面白いコーナーだった。街中にも藤子Ⓐさんのモニュメントが多くあって散策が楽しい」と笑顔を見せた。 ●30日から「まんが道」展 ギャラリーでは30日、藤子Ⓐさんの自伝的作品「まんが道」をテーマにした初の企画展が開幕する。複製原画などが並び、戦後漫画史を彩る貴重な記録に触れることができる。 12月14日には市芸術文化館で「怪物くん」、「プロゴルファー猿」の2作品の上映会が開かれる。入場無料で定員500人。