北口榛花「自分の感覚を第一に取り組んで来れて、金メダルを取ることができた」パリ五輪を回顧
日本オリンピック委員会（JOC）主催の「オリンピックコンサート」が8日に都内で開催され、今夏のパリ五輪・パラリンピックに出場した13選手が出演した。陸上女子やり投げ金メダルの北口榛花（26＝JAL）はオーケストラの生演奏を聞きながら競技映像を振り返り、「人の意見に流されたりしてきたが、自分の感覚を第一に取り組んで来れて、金メダルを取ることができた」と回顧。「自分の武器である柔軟性を殺さないトレーニングを模索していきたい」と掲げた。 フェンシング女子サーブル団体銅メダルの江村美咲（25）は、北口の発言に「結構他の人の意見に影響されてしまう部分もあるので」と自戒。「これまで以上に自分を信じて楽しむ事に挑戦していきたい」と刺激を受けた。この日は同大会で活躍した選手らをたたえる文部科学省の表彰式も都内で開かれ、北口が代表で謝辞を述べた。
