【本日発売!】 レクサス「LM」に6座仕様車”バージョンL”追加設定 安らぎと創造性を提供
心遣いと多彩な機能
車内での過ごし方はさまざまで、近年ではその用途もより多様化しているとレクサスは語る。 LMは、自宅のリビングルームのようにくつろげる空間 や、ビジネスシーンにも対応できる空間など、多彩なニーズに応えつつ、自然体でいられる室内環境づくりに力点を置いた開発を行ってきた。 ■フロントシートバック 乗降性にも配慮した大型のバックボードクリップを配置したほか、フロントシート後ろのレッグ部には2列目シート専用のエアコン吹き出し口を配置。センターコンソール後端には、AC100Vのアクセサリーコンセント、HDM端子、ユーティリティボックスを設定。蓋付きにすることで、機能性と意匠性を両立させた。 ■加飾 フロントのセンターコンソール後端上部に、日本古来より縁起の良い文様とされる「矢羽根」を、モダン柄にアレンジしたヘリンポーン柄杢で再現。4層の立体印刷技術「Viscotecs」 によって繊細目つ精緻な表現を行った。 ■2列目シート オットマン付きパワーシートと頭部を支える大型ヘッドレストを完備。表皮は、包まれるような安心感と快適な乗り心地を目指し、レクサス最高級本革であるL-ANILINEとし上品な質感を演出した。 また、シートヒーターとシートベンチレーションを設定。シートヒーターをアームレストとオットマンにも採用し、アームレスト横にはシート型の操作スイッチを設定、直感的な操作を可能としている。 シートバックとシートクッションにはエアブラダーを内蔵し、大腿部から背中までを押圧するリラクゼーション機能を設定。アームレスト内の格納式テーブルには強度の高いマグネシウム製の天板を採用し、質感の向上や滑り止め/傷つき防止の機能性を持たせた表皮巻きとした。 6座仕様車には、最大480mmのスライド量を実現する電動スライド機構を採用しスムーズな操作を実現し、さらにアームレストにカップホルダーやマガジンラックを装備したほか、2列目シート下部にはTypeCの充電用USB端子も装備する。 また2列目シートには脱着可能なタッチ式コントローラータイプのリヤマルチオペレーションパネルを採用。リアクライメートコンシェルジュ/シート/オーディオ/照明など後席の各種機能を操作することができる。 6座仕様車ではシートのアームレストに2個装備し、左右席どちらからでも好みの設定が可能で、リクライニング時も体勢を変えず手元で操作できるよう配慮されている。 ■3列目シート マルチポジションスペースアップシートを採用。2列目シートをリクライニングした状態でも荷室確保が可能で、表皮には前席シートと同じセミアニリン本革を設定。3列目シート専用のトレイやTypeC充電用USB端子も装備する。 ■レクサスプレミアムサウンドシステム マークレビンソン・リファレンス3Dサラウンド・サウンドシステムを、6座仕様車には21スピーカー設定。スピーカー配置の最適化と音質チューニングをすることで、奥行き感のある包み込まれるようなサウンド空間が実現されている。 また、前席スピーカー・後席スピーカーから異なる音声出力ができる独立モードを新たに設定。前席と後席で別々のコンテンツを楽しむことができ、前席と後席で共通のコンテンツを視感できる連動モードでは、ハイレゾ音源の再生にも対応する。 ■ディスプレイ リアマルチオペレーションパネルや音声で操作可能な格納式の14インチディスプレイを標準装備。オーバーヘッドコンソールに配した一体感のあるデザインで、TV視聴/HDMI/USB/Miracast接続によるコンテンツ視聴が可能だ。 ■セカンドシート操作スイッチ バックドア開口部のデッキサイドにセカンドシート操作スイッチを設定。バックドア側から2列目シートをスライド・リクライニングすることで、干渉することなく3列目シートを跳ね上げ、ラゲージスペースを拡大することができる。
AUTOCAR JAPAN(執筆)