ノンスタ石田明、M-1優勝後の苦悩も「相方の事故で売れた」 ダウンタウン浜田雅功にも感謝
漫才コンビ「NON STYLE」石田明(44)が、27日夜放送のABCテレビ「これ余談なんですけど…」に出演。ブレークしたきっかけについて明かした。 08年「M-1グランプリ」王者のNON STYLE。井上裕介(44)が人気を高めていく一方で、石田はその頃“テレビ恐怖症”になっていたという。「井上の取扱説明書のようになってた。俺もういらんねや…」。自虐的な思いが募り、日々つらかったと振り返った。 ところが、16年に井上が交通事故を起こしたことが転機になった。 石田は「こんなこと言いた(く)ないねんけど…あの事故のおかげで俺売れてんねん」。約20万人だったSNSのフォロワー数が、事故から1年で120万人まで急増。それまでSNSは井上の担当と考えて、あまりタッチしてこなかったが、事故をきっかけに自分でもきちんと情報発信していこうと前向きに取り組むようになったことで風向きが変わった。 それでも、自分の立ち位置など、どうしたらいいか分からず、心が揺れ動く日々を過ごしていた。 そんな最中、ダウンタウン浜田雅功(61)の番組に出演。ディレクターに呼ばれてあいさつしている時に、浜田が普段出てこないようなタイミングで現れ、石田にぶつかって逃げていった。 石田が反射的に「おーぃ!」と叫ぶと「めちゃめちゃウケた」。これをきっかけに、石田は「ああ、これでいいんだ」と手ごたえのようなものをつかんだという。 「あれがなかったら(芸人活動から)手を引いていたかもしれない」と、浜田に感謝していた。