岐阜市の無人販売店で、現金が盗まれる被害がありました。店の防犯カメラに映っていたのは、荒っぽい犯行の一部始終でした。 　被害に遭ったのは、冷凍のホルモンや焼き鳥などを販売する岐阜市の無人直売所です。 　11月29日午後11時頃。店に入ってきたのは、全身黒ずくめの2人組。商品の入ったショーケースには目もくれず、料金箱の前へ行くと、料金の投入口に工具を突っ込み、乱暴に壊していきます。 　ある程度壊れたのを確認すると、料金箱の中からお札を何枚か取り出し、2人は店を後にしました。入店からわずか3分足らずでの犯行でした。 　 　店によると、盗まれた現金は7000円ほどだということです。 「料金箱の中は複雑なつくりで、頑丈にできているので、修理に大変時間がかかると業者から聞き、今は一時休業している」(被害店舗のオーナー　高井恵里華さん) 　実は、岐阜市内の系列店でも、今年5月に商品が盗まれる被害がありました。 「やっと落ち着いた時ににまたかと…結構やられます。心もショックですね」(高井さん) 　店は、警察に被害届を出しました。