前日“18得点”巨人打線 “9回の猛反撃”もあと一歩及ばず 連勝ストップ ロッテ種市篤暉に封じ込まれる
◇プロ野球セ・パ交流戦 ロッテ4-3巨人(5日、東京ドーム) 前日はセ・リーグタイ記録となる1イニング9者連続となる12安打を放つなど、今季最多の23安打18得点を奪った巨人打線。 【画像】5回ハーフスイングで三振 天を仰ぐ巨人・秋広優人選手 しかしこの日は、ロッテ先発の種市篤暉投手が立ちはだかります。キレのある速球に加えて、スライダーとフォークを打ち崩せず。2回に6番立岡宗一郎選手が四球と盗塁でチャンスを作るも、後続が打ち取られ、得点を奪えません。 すると4回、ここまで無失点に抑えていた堀田賢慎投手が、ロッテ打線に捕まります。2番ポランコ選手、3番高部瑛斗選手に連続安打を許すと、4番ソト選手との勝負。外角ストレートを捉えられると打球はライトスタンドへ。6号3ランホームランを浴び、3点を追いかける展開となります。 5回には先頭打者・岸田行倫選手の2塁打からチャンス。しかし8番泉口友汰選手、代打・秋広優人選手、1番丸佳浩選手が凡退。 6回には、2番ヘルナンデス選手のヒット、3番吉川尚輝選手の四球でノーアウト1、2塁。しかしこのチャンスも4番岡本和真選手、5番坂本勇人選手、6番立岡選手が凡退。あと1打が出ず、巨人は種市投手の前に、8回4安打9三振で無得点に抑えられます。 しかし9回に猛反撃。ロッテ2番手・横山陸人投手から、坂本選手が落合博満氏に並ぶ歴代12位の2371安打。巨人はここからチャンスを作ると、泉口選手の内野ゴロで1点。さらに代わったロッテ守護神・益田直也投手から代打・大城卓三選手のタイムリー2塁打、ヘルナンデス選手のタイムリー安打で1点差。さらに2アウト1、2塁とチャンスは続きます。しかし最後は、吉川選手がレフトフライに倒れゲームセット。9回の反撃もあと一歩及ばず、巨人の連勝は『2』で止まりました。