大人の頭皮に起こっていることとは? 30代、40代を悩ませる髪トラブルの原因
大人こそ、最新ヘアケア技術を味方につけるべき 「髪悩みをセルフケアできる時代がやってきた!」
毛髪研究の進化が加速し続けるヘアケア業界は、さまざまな悩みを確実にケアできるプロダクトが続々登場。30代、40代を悩ませる髪トラブルを本気で立て直すアプローチを徹底検証します。 【写真】大人の髪悩みの原因とおすすめケア
\まずは知りたい!/ 大人の頭皮に起こっていること
「大人の髪に悩みが増えるのは、肌と同じように加齢とともに頭皮のエイジングが起こるから。さらに、多くの人が子供のころから無防備に紫外線を浴び続けているため光老化が進んでいます。光老化で起こる変化は顔で言えばシワやシミ、たるみなど。ダメージを受けた頭皮が生み出す毛髪は実際の年齢よりもハリ、コシ、太さが低下。パーマやカラーリングがさらにトラブルを助長する場合も」(上島先生)
【 皮脂腺 】 皮脂は多すぎても少なすぎてもNG 頭皮に分泌された皮脂は、やがて髪に広がり保湿、保護。ホルモンや食生活、加齢などの影響で分泌量が変わる。皮脂分泌のバランスを整えることは健康な髪にとって重要。 【 毛母細胞 】 活発に働くことで髪は強く、太く、黒くなる 毛乳頭を包むように存在し、毛の成長期に活発に細胞分裂することで髪を強く、太く、長くする。抜け毛や薄毛悩みの多くは、成長期の毛母細胞の数や機能の低下が原因に。 【 立毛筋 】 鳥肌だけじゃない! 立毛筋はその名の通り「鳥肌が立つ」時に毛を立たせる筋肉。最新研究では髪のハリやコシ、太さにも関係している可能性がわかってきた。 【 毛乳頭 】 毛根の奥深くに存在し栄養の受け渡しを担う 毛乳頭にある毛乳頭細胞が毛細血管から酸素や栄養を受け取り、毛母細胞へ受け渡す。毛乳頭細胞と毛母細胞の相互作用で毛髪が作られる。
\大人髪の2大悩み/ うねり・広がり&ハリ・コシ低下ケアの最新知見
●うねりの原因も髪の空洞化も タンパク質ロスを抑制&強化で対応 毛髪は約8割がタンパク質で構成。「大人の髪は表面のキューティクルが乱れ、髪内部のタンパク質が流失しやすい状態であることが判明。頭皮へのアプローチとともに、ダメージ毛のタンパク質流失をいかに抑制するかが美髪のカギ」(ロート製薬PR・宮下侑子さん)