京都府南部の女子高校生、なぜ左右違う靴下をはくのか「ウィー・アー・カラフル!」
色柄が左右違う靴下をはき、人間の多様性を尊重する意思を示す活動「オッド・ソックス・デイ」をこのほど、城陽高ESS部が京都府城陽市寺田の同高で行った。部員ら約20人が参加した生徒に菓子を配った。 【写真】異なる色柄の靴下を履くと オッド・ソックス・デイは、英国や米国の学校で近年広がるいじめ防止活動。城陽高ESS部は多様性尊重を訴えるため、2年前から毎年11月に行っている。今年は1カ月前から全校にこの日の参加を呼びかけてきた。 6日は部員を中心に生徒たちが昼休みに校舎1階に並んだ。「ウィー・アー・カラフル!レッツ・セレブレイト・ダイバーシティ(私たちはカラフルだ。多様性を祝おう)」と英語で呼びかけ、色柄が違う靴下をはいてきた生徒にクッキーやあめを手渡した。 ESS部の部長で2年の女子生徒(16)は「参加する生徒が年々増えていて、今年もやって良かった。個性を互いに尊重する社会になれば」と話した。